膀胱炎薬について | 膀胱炎にかかったらどうすればいいの

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膀胱炎について | 11月26日更新

膀胱炎薬について

膀胱炎薬で治る?

排尿時の痛みや頻尿といった症状は膀胱炎が疑われる症状です。
これになりやすいのは女性となりますから、女性の方でこれら症状が現れたら膀胱炎の可能性を考えてみるといいでしょう。
膀胱炎かどうかは病院で診察を受けるとわかります。
医師による診察のほか、尿検査が行われることも多いですね。
その結果として膀胱炎という診断が正式に出れば膀胱炎薬を処方されます。

膀胱炎の治療方法はこの薬を飲むこととなります。
それ以外に必要なことは基本的にありません。
治療にあたって痛みなどはありませんし、出された薬を飲むことで治ればそれ以上の通院も必要ありません。
膀胱炎薬があれば比較的簡単に膀胱炎は治ることも多いですから、膀胱炎かなと思ったら病院を受診するといいです。

膀胱炎薬とはどんなもの?

基本的に飲み薬となるこの膀胱炎薬ですが、どんな薬なのかご紹介しておきましょう。
これは抗生物質となることが多いです。
抗生物質は細菌が原因となる病気に対してよく使われる薬で、患者の体内におり、病気の原因となっている細菌を殺す効果があります。
原因となる細菌を薬で除去できれば病気も治るというわけです。
膀胱炎の原因は膀胱が細菌に感染したことになりますから、膀胱内で増殖した細菌を殺す効果のある抗生物質が膀胱炎薬となるわけです。

膀胱炎の治療に効果的な薬ですが、体への負担も少しある薬となります。
抗生物質が殺すのは特定の細菌だけではありません。
その薬が効果的となる細菌は根こそぎ殺すことになりがちで、それは健康に必要な体内の善玉菌も例外ではないのです。

善玉菌まで殺すことで起こる症状として下痢や軟便があります。
つまりは抗生物質を飲むとお腹の調子が悪くなりやすいのです。
膀胱炎薬はそのような副作用が起きる恐れのある薬となります。
お腹が弱い方には少し気になるデメリットかもしれません。
膀胱炎薬を飲みつつ、お腹の調子も整えたい場合は医師に相談してください。
膀胱炎に効く抗生物質と一緒に整腸剤も出してもらえることがあります。

一度の処方で治らない場合は

5~7日分ほどの薬を飲むと治る場合もよくありますが、人によってはあまり効果がない場合もあります。
近年、細菌が抗生物質への耐性をつけている例があります。
その関係で一般的に膀胱炎に効くとされる薬が、人によってはあまり効果がないことがあるのです。
処方された薬で症状が変わらなかった場合はもう一度同じ病院を受診し、治らなかったことを伝えてください。
それで以前とは違う種類の抗生物質を処方してもらえ、それで治ることもあります。