尿道の炎症 | 膀胱炎にかかったらどうすればいいの

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膀胱炎について | 01月13日更新

尿道の炎症

尿道の炎症とは

尿道にも炎症が起こることがあるのですが、そう言われてもどんな症状なのかあまり想像がつかないかもしれません。
これはおしっこをしたときに痛みがある、何か違和感があるといったほか、体の中にある尿道の位置がなんとなくかゆい気がする、不快といった症状となります。
さらに炎症によって尿道からどろっとした膿が出てくることもあります。
これら症状がある場合、尿道で炎症が起きている可能性がありますね。

尿道の炎症が起こる人は?

これら尿道の炎症は誰に起こるのかというと、多くの場合は男性です。
尿道炎は泌尿器科、ときには性病科で診察されることもあるのですが、基本的に尿道炎と診断されるのは男性となり、女性が尿道の炎症とされることはあまり多くありません。
男性は女性に比べて尿道が長く、こちらに雑菌が入り込んで炎症が起こることがあるのです。
女性の場合は男性よりも尿道が短く、そちらで雑菌による炎症が起こるといったケースは男性ほどには多くありません。

尿道の炎症の原因

尿道で炎症が起こる原因は細菌となるわけですが、これは性病になることも多いです。
患者の多い性病となっているのがクラミジアと淋病です。
男性の陰部がこれらに感染すると尿道炎が起き、先にご紹介したような症状が起こるのです。
性的な行為をしたあとにこれら症状が起こったら、それは性病による尿道の炎症かもしれません。
ただし、性病とは関係ない尿道炎もあります。
疲労やストレスなどで体の抵抗力が落ちている中、尿道に雑菌が入り込む出来事があると、その雑菌によって炎症が起きることがあるのです。
性的な行為を一切していない方にこれら症状が起これば、それは性病とは関係ない尿道炎の可能性があります。

膀胱炎との違いはある?

ご紹介したように尿道に炎症が起こる場合もあるわけですが、膀胱炎という膀胱で起こる炎症もあります。
こちらになったときにもおしっこのときに痛みがあったり、下腹部痛があったりと、少し尿道炎に似ている症状もあるわけですが、違いはあるのでしょうか?
これら症状が実際に出ている方など、自分が今なっているのが尿道炎なのか、膀胱炎なのか、気になるところでしょう。

これらの見分けは病院での相談や検査となりますが、先にもご紹介した通り、尿道の炎症は男性に多い症状で、女性にはあまり多くありません。
そして膀胱炎は逆に女性に多く、男性には少ない症状となります。
そのため患者の方の性別でどちらの可能性が高いか判断される形となりがちですが、どちらも泌尿器科で診察を受けられますから、おしっこのときの痛みなどで悩んでいる方は病院を受診し、診察や検査を受けるといいでしょう。