単純性膀胱炎の症状 | 膀胱炎にかかったらどうすればいいの

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膀胱炎について | 03月02日更新

単純性膀胱炎の症状

単純性膀胱炎の症状

実は膀胱炎の中にもいくつか種類があるのですが、その中で単純性膀胱炎と呼ばれるものになったらどんな症状が出て、どう対応するのがいいのでしょうか?
まず単純性膀胱炎とは何かというと、原因となる基礎疾患がないものをいいます。
別の病気があり、その病気や治療が原因となって起こる膀胱炎もあるのですが、そのような原因がなく、単純に膀胱で細菌感染が起きることによって生じた膀胱炎が単純性膀胱炎と呼ばれます。
女性がなりやすいといわれる膀胱炎の多くがこの単純性です。
その症状ですが、排尿時の痛み、下腹部痛、頻尿、残尿感、尿の混濁などとなります。
初めてこの膀胱炎になった女性など、原因不明のこれら症状がいきなり出て不安になるかもしれませんが、それらは単純性膀胱炎の症状の可能性もあります。

単純性膀胱炎の治療

この病気はもちろん治療できます。
しかも比較的簡単に終わることも多いです。
なぜかというと、別の病気が関係していないためです。
もし別の病気があり、それが膀胱炎を引き起こしている場合、原因になっているその別の病気を治さない限り、膀胱炎もなかなか治りませんし、治したところですぐに再発する可能性もあります。
単純性膀胱炎ならそのようなことがあまりなく、単純にその膀胱炎の治療を行えばすぐに完治することも多いです。
単純性膀胱炎の治療は抗生物質の使用となることが多いです。
原因は膀胱で起きている細菌感染ですから、その細菌に効果的とされる抗生物質を使うことでこれを除去します。
原因となっている細菌を除去できると膀胱炎の症状も治まり、完治となることが多いです。

単純性膀胱炎の治療先は?

単純性膀胱炎の治療先はどこになるかというと、泌尿器科などおすすめです。
膀胱炎は膀胱の症状となりますが、ここを専門的に診察しているのはどこかというと、泌尿器を診ている泌尿器科となります。
単純性膀胱炎の場合、内科でも対応できる場合もありますが、より正確な診断や治療を受けたいときは泌尿器科の方がおすすめとなります。
そして婦人科でも単純性膀胱炎の診察や治療をしていることが多いです。
男性の目を気にせずに診察や治療を受けたいなら婦人科も考えてみるといいでしょう。
なお、単純性膀胱炎かどうかは病院での診察の結果でわかることが多く、それまでは自分の症状が単純性かどうか、そもそも膀胱炎かどうかも分からないことが多いですよね。
実際には先にご紹介した排尿時の痛みや下腹部痛、頻尿といった膀胱炎の可能性のある症状で受診することとなるでしょうが、それで問題はありません。
これら症状は泌尿器科や婦人科などで対応している症状ですから、これら症状に気づいたら病院を受診するといいでしょう。