女性の細菌感染 | 膀胱炎にかかったらどうすればいいの

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膀胱炎について | 02月07日更新

女性の細菌感染

女性の細菌感染

女性に多い膀胱炎の原因は何かというと、膀胱に入り込んだ細菌です。
つまりは細菌感染により、膀胱炎は起きているのです。
細菌感染は普通に生活しているだけで起こることもありますが、膀胱が細菌に感染するのはなぜなのか、気になることも多いでしょう。
いつ、どのようなことをしたら膀胱で細菌感染が起こるのかというと、実は特にこれといった原因がなくても起こることがあります。

これは女性に膀胱炎が多い理由なのですが、女性は尿道が短いため、そもそも細菌が膀胱に入り込みやすくなっているのです。
さらに膀胱炎を引き起こす細菌は大腸菌が多いのですが、これは肛門付近にいる細菌となり、この菌が何かのはずみに尿道に入り込むこともよくあります。
膀胱で起きている細菌感染はこのようなケースも多いため、特別なきっかけや心当たりがなくても起きることがあるのです。
ただし、これ以外の原因で女性の膀胱の細菌感染が起こることもあります。
たとえば性行為が原因というケースもありますね。

きちんとシャワーを浴び、体や手指をよく洗ってから性行為をした方が安全ですが、そのようなことをしていない場合、相手の陰部や手指についていた細菌が行為のときに尿道から膀胱へと入り込むといったケースがあります。
生理が原因というケースもあります。
生理用品を長時間変えずにずっとつけたままにしていると、そこで繁殖している細菌がやはり尿道から膀胱へと入り込むといったケースがあるのです。
このように女性の膀胱の細菌感染はいろいろなケースで起き、ときには何も心当たりがなくても起きることもありますから、注意が必要です。

知っておきたい膀胱炎対策

女性の膀胱で細菌感染が起きやすいのは体の構造上、仕方ないことですが、しかしだからといって頻繁に膀胱炎になるのは嫌ですよね。
知っておきたい膀胱炎対策は、細菌をなるべく入れない、入ったとしても膀胱炎には発展させない方法です。
膀胱に細菌が入るとただちに膀胱炎となるわけではなく、体の抵抗力で防ぎきれなかったときに膀胱炎となるのです。
その抵抗力を落とさないため、ストレスや体の疲れ、寝不足などは避け、バランスの良い食事をしっかりとってください。

このほか、おしっこを長時間我慢しないことも大事です。
おしっこにも栄養が含まれていますから、長時間膀胱にそれがたまっていると、細菌が増殖しやすくなります。
こまめにトイレに行くことが大事です。
そのほか、水分を多めにとって尿の量を増やすこと、入浴や着替えなどにより陰部をなるべく清潔にすること、うんちをしたあとは前から後に向かって拭くことなども有効です。