頻尿や残尿感が起きたら | 膀胱炎にかかったらどうすればいいの

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膀胱炎について | 12月18日更新

頻尿や残尿感が起きたら

膀胱炎の症状について

膀胱炎は病院で出された抗生物質を飲むだけで治ることもあるため、この病気になったら早めに病院に行くといいです。
しかし膀胱炎とは何か、どんな症状が出るのか、詳しくない方も多いでしょう。
その症状はいくつかありますが、頻尿、残尿感は膀胱炎の症状となっています。
これらに気づいたら膀胱炎の可能性も考えてみるといいです。

頻尿

膀胱炎の症状の一つとなるのが頻尿です。
これは尿の頻度が高くなるという症状となります。
以前よりもトイレが近くなったなと思ったら、頻尿が起きていると判断できるのです。
しかし少しトイレが近くなるのは普段もたまにありますよね。
どれくらいなら異常になるのでしょうか?

膀胱炎による頻尿の場合、症状が強くなると10~15分に1回の頻度でトイレに行きたくなることもあります。
これまでに経験したことがないようなトイレの近さになったら膀胱炎の頻尿を疑うといいです。
また、あとでご紹介するその他の膀胱炎の症状が出ている場合も、その頻尿は膀胱炎の可能性があります。

残尿感

こちらも膀胱炎の症状の一つです。
これは尿を出したのにまだ尿が残っている感じがするという症状です。
本当に尿が残っていて残尿感がある場合もありますし、尿が残っていないのに残尿感だけを感じる場合もあります。
尿を出してもすっきりしないため不快な症状となりがちです。

その他の膀胱炎の症状

膀胱炎の症状は頻尿や残尿感だけではありません。
排尿時の痛み、下腹部の痛み、尿の混濁といったほか、症状がひどくなると血尿といった症状が出ることもあります。
これら症状も一緒に出ている場合、その頻尿や残尿感は膀胱炎の可能性があります。
この病気はしっかり休めば自然に治るとは限りません。
むしろ治療が遅れると悪化して腎盂腎炎という別の病気も起こる可能性があります。
腎盂腎炎が起こると高い熱や腰の痛みなど出て、膀胱炎以上に日常生活が困難となりますからなるべく早めに治療を考えてください。

膀胱炎かなと思ったら

膀胱炎の治療はどこでできるのかというと、たとえば泌尿器科です。
こちらは尿関係の臓器を診ている病院で、膀胱も専門的に診ている病院ですから、膀胱炎を相談する病院としてはピッタリです。
膀胱炎が疑われるときは尿検査が行われ、その結果で判断されます。
結果を見て膀胱炎だと診断されればこれに効く抗生物質を処方してもらえます。
医師の指示通りにその薬を飲めばスムーズに治ることも多いです。
膀胱炎かなと思う頻尿や残尿感に気づいたら早めに泌尿器科など受診してください。