膀胱炎は何科に行けばいい? | 膀胱炎にかかったらどうすればいいの

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膀胱炎について | 07月11日更新

膀胱炎は何科に行けばいい?

おしっこに行ったのにまたすぐ行きたくなる、排尿時(排尿の終わりに)にヒリヒリとしみるような痛みを感じる、尿が濁っている、残尿感がある、下腹部痛があるなどこのような症状はもしかすると膀胱炎かもしれません。
膀胱炎は10代後半から50代の女性に多くみられる病気で、基本的には医療機関で治療しないと完治しません。
もしかして膀胱炎・・?と思ったら何科を受診すればよいのでしょうか?

まずいつも通っていて、あなたのことをよく解ってくれているかかりつけのお医者さんがいる場合は、その先生に診てもらいましょう。
かかりつけ医がいなければ、近所の診療所やクリニックもよいと思います。
基本的には、内科か産婦人科か泌尿器科で診てもらえます。
迷った時にはオールマイティな内科を受診しましょう。

引っ越してきたばかりで、どこの病院に行けばいいのかわからない、また、勤務先の周辺にどんな診療所があるのかわからないという人は、泌尿器科、産婦人科、内科を標榜している診療所を探してみましょう。
膀胱炎はよくある病気なので、ほとんどの内科は対応してくれます。
もし男性の医師や男性の患者がいるのは恥ずかしいという女性なら、産婦人科に相談してみてもよいでしょう。
産婦人科も膀胱の診断の専門です。

膀胱は排尿を担当する泌尿器の一部なので、膀胱炎の専門医がいるのは泌尿器科です。
血尿が出たり、発熱もあるなど症状が重い場合や、膀胱炎によくかかる人、処方された抗生物質を飲んでも、なかなか治らない人、慢性化している人は、しっかりと治す意味でも泌尿器科を受診した方がよいでしょう。
かかりつけのお医者さんやほかの科にかかっていても、膀胱炎以外の他の病気が疑われる場合は、新たに泌尿器科のある病院を紹介されることもあります。

膀胱炎はまれに赤ちゃんや子供もなる場合があるので、その場合はまずかかりつけの小児科を受診してください。
そこで泌尿器科への受診が必要なら紹介状を書いてもらえますし、もしかすると膀胱炎ではなく、他の病気も考えられるからです。
膀胱炎というと、泌尿器科を思い浮かべますが、赤ちゃんや子供なら子供のことをよく知っている小児科にかかるようにしましょう。

また、膀胱炎は持病と関係して起こる場合もあるので、持病がある人は、既にかかっている担当医に相談してみましょう。
もし膀胱炎の症状に心当たりがある場合は、すぐにでも今ご紹介したような病院を受診しておいたほうがいいでしょう。
重症化すると、どんどん痛みはひどくなります。
また、腎臓に炎症が起きる病気に移行する可能性もあるのです。
そうなると痛みが増してきますので、できるだけ早期に治療するようにしましょう。